玄関ホールや踊り場で魅せるインテリアとして、和のもつ凛とした雰囲気が、
いつもの空間を生き生きと見せてくれます。
大判風呂敷をリフォーム。 元々アート性の高いものであったので、余計な手を加えず、空貼りした。
六柄の思い出の帯を、祝い扇型に切り抜き大型衝立に仕上げる。 次頁で制作工程を紹介。
和様美の粋、美術的価値の高い着物「黒留袖(くろとめそで)」を解き、おのおの一枚布にし、裏打ち加工をして表装した作品。 三五衝立、シオジ女桑仕上げ。
『白鷺図』 一作品両面使用衝立。 明綴れ作品の表裏が目立たない特性を活かしアクリル板両面を張り合わせて表装(H150cmxW80cm)。 うるし塗装仕上げ。
前頁に紹介した作品『帯貼り込み衝立』の制作過程を紹介。
背景装飾として本金箔を手押し加工。 主柄を引き立たせるため目立ちすぎないよう配慮します。
帯布を一反づつわたり糸を整理し、和紙にて裏打ちをします。 これにより表装加工が可能になります。
作品布を扇面型に切り抜き、糸留めを行います。 次に、箔加工した鳥の子和紙(下地)に貼りつけ、最終仕上げをします。
これで完成です。 金箔、金砂子加工をしたもので、とても格調高いインテリアとなります。